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ナンバンギセル


ナンバンギセル(ハマウツボ科)

生薬名  : 野菰
薬用部分 : 全草

採取時期及び調製法
八〜九月、つぼみの頃の全草をとり、水洗いして日干しで乾燥する。
 
利用方法
強壮・強精薬として、また、喉の痛みに、乾燥品十五〜二十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。また、生のナンバンギセルを三倍量のホワイトリカーに漬け、約二ヶ月後に濾してかすを捨て好みで砂糖を加え冷暗所に保存し、一回二十㍉㍑くらいずつ飲む。
ススキなどの根に寄生する一年草。初秋に地面から二十〜三十㌢の花柄を出し、頂端に淡紅紫色の花を横向きにつける。花が咲いた時の様子が南蛮人の用いるタバコのキセルに似ていたところからこの名がついた。
花の中からは粘液が出てくるので、つぼみのうちに取るのがよい。
この粘液に強壮作用があるとも言われているが定かではない。


 

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