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クサギ


クサギ(クマツヅラ科)

生薬名  : 臭梧桐
薬用部分 : 葉や小枝

採取時期及び調製法
八〜十月、葉の繁っている頃に小枝ごと刈り取り、水洗いして日干しで乾燥する。
 
利用方法
①リウマチや高血圧症に、乾燥した葉や小枝十〜十五㌘を水四百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。
②痔には、十五〜二十㌘を水四百㍉㍑で煎じた液で患部を洗う。
山野の林縁や路傍によく見かける落葉低木。葉をやぶるとキリ(梧桐)の葉に似た独特の異臭がするので臭梧桐やクサギ(臭木)の名がついた。夏、赤緑色のがくをもつ白色花を咲かせ、秋にはそのがくの上に藍色の果実をつける。昔はこの果実を縹色(はなだ色)の染料にしていた。春の若葉は山菜としててんぷらにするとおいしい。茎葉に含まれるクレロデンドリンは降圧作用や鎮痛作用などが確認されている。


 

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