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オトギリソウ


オトギリソウ(オトギリソウ科)

生薬名  : 小連翹
薬用部分 : 葉、地上部全体

採取時期及び調製法
七〜九月頃、開花中の地上部全体をとり、水洗いし三〜四本ずつ根元で束ね、逆さに吊るして陰干しで乾燥する。
 
利用方法
①腰痛、腹痛、月経不順に、乾燥品五〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。②打撲・捻挫に、乾燥品十〜二十㌘を煎じた液で湿布する。③切り傷の止血に、生の葉を揉んで出た汁を患部につける。知っていると山道での救急薬として重宝。
日当たりの良い山野の路傍や草地に自生する多年草。七〜九月頃黄色の小花を茎の先に付ける。葉は対生し透かして見ると小さな黒点が全面にありオトギリソウ科の特徴になっている。オトギリソウには悲しい話が伝わる。代々、鷹匠の家に伝わる鷹の傷を治す秘薬だったが弟が他人に漏らしたのに怒り弟を切り殺したことによると。又、葉の黒点はその返り血であるとか。


 

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