一般社団法人 宮崎県薬剤師会
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水質検査について

 

■質問■
宮崎県薬剤師会で検査をしているとのことですが。
 
宮崎県薬剤師会には、宮崎市に試験検査センターがあり、そこでは、医薬品、化粧品などの分析や検査、飲料水やプール水などの水質検査や学校環境衛生についての検査を行っております。

 


 ■回答■
■質問■
飲用の井戸水や湧き水の水質検査とはどんな検査ですか?
 

井戸水などの水質検査は、外観・臭気・pH(ペーハー)・硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素・塩素イオン・一般細菌数・大腸菌の検査を行います。もちろん、これ以外の検査もできます。


 ■回答■
■質問■
それぞれの検査項目によりどういったことがわかるんでしょうか?
 


外観・臭気は、濁りや色合い、臭いなど異常がないかを見ています。

pHは、水が酸性かアルカリ性かを見ています。基準値は5.8〜8.6ですが、7.0が中性ですので、だいたいこの前後の値になります。地下水は炭酸が含まれるので、6.6〜6.8ぐらいの弱酸性の水が多いです。pHが普段と比べて、非常に酸性や、アルカリ性に傾いていたら注意が必要です。 

次に、硝酸性窒素や亜硝酸性窒素、塩素イオンが多量に含まれていると、生活排水や人畜のし尿による汚染の可能性があります。


 ■回答■
■質問■
一般細菌数とか大腸菌といった細菌類はどうなんでしょうか?
 


一般細菌数は、100個/ml 以下が基準値で、これは特定の菌を指すのではなく、一定の条件で培養したときに増えるものをまとめて呼びます。その多くは雑菌で病原性がないものがほとんどですが、汚染された水では明らかにその数は増えているため、全般的な汚染の目安となります。

大腸菌は、検出されないことが基準です。大腸菌は普通人畜の腸管内で生きているものなので、糞便による水の汚染を確かめる目安になります。

                   
 
長年飲用してきた井戸水や湧き水であっても毎日変化しています。自然や生活環境の変化により、いろいろな汚染を受けることもあります。定期的な検査をお勧めします。


 ■回答■
■質問■
わかりました。お問合せはどちらでしょう?
 
お問合せは、
宮崎県薬剤師会試験検査センター 電話0985−27−0129まで、 お気軽にご相談ください。

 ■回答■

 

 


 

 

 

 

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