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「アトピー性皮膚炎のスキンケア」について

 

■質問■
スキンケアの面からみて、アトピー性皮膚炎で注意すべきことには、どんなことがありますか。
 
 
アトピー性皮膚炎には、大きく分けて2つのスキンケアが重要になります。
まず1つは、皮膚を清潔に保つということです。外からのアレルギーを起こす物質(アレルゲン)やその他の物理・化学的な刺激を排除すること。
2つ目に乾燥から皮膚を守るということです。もともと乾燥肌になりやすい肌質を健やかに保ち皮膚のバリア機能を維持することです。

 ■回答■
■質問■
では具体的にどういうふうにすればよいのでしょうか。
 
 

まず、清潔に対するスキンケアですが、皮膚には汗や油、アカ、ホコリなどの汚れ、ダニの死骸やフン、花粉、ハウスダストなどアレルギーを起こしうるアレルゲンなどがたくさん付着しています。アトピー性皮膚炎の人は、引っかき傷や、ジクジクした所があるので、これらの物質が簡単に皮膚から侵入して、アレルギー反応や炎症反応をもたらします。ですから毎日入浴したり、運動後や汗をかいた後にシャワーを浴びるなど汚れやアレルゲンを洗い流すことが大切です。


 ■回答■
■質問■
洗ってもいいんですか。と言いますか・・水につけてもいいんですか。
 
 
はい、以前、湿疹があるときは、入浴してはいけないという誤った指導が行なわれていた時代もありましたが、現在では改められています。バイ菌の感染でも下手に消毒するより、きれいに石鹸で洗った方がかえっていいくらいです。


 ■回答■
■質問■
では、どのような石鹸を使い、清潔にすればよいのでしょうか。
 
 

ごく普通のお風呂用石鹸で結構です。しかし、普通の石鹸が合わない方は、低刺激性の石鹸を使うのも良いでしょう。普通の石鹸ほど強く皮膚の脂分を取りませんし、天然の保湿因子も溶けだしにくいので、アトピー性皮膚炎の方には使いやすいのではないでしょうか。かゆいからといってゴシゴシとナイロンタオル等で強くこすりながら洗う方がいらっしゃいますが、皮膚を保湿している皮脂までそぎ落としてしまうことになりかねませんので木綿のタオル等でよく泡立て、軽くこするようにしましょう。いずれの石鹸を使うにせよ、十分にお湯をかぶったり、シャワーを浴びて石鹸成分を十分に洗い流すことが大切です。石鹸成分が残るとアトピー性皮膚炎に刺激を与えてしまうからです。


 ■回答■
■質問■
ふたつめの、乾燥から皮膚を守るためには、どうすれば良いでしょう。
 
 
入浴後には、汚れとともに洗い落としてしまった皮脂を補充するために、保湿剤をぬるようにします。尿素軟膏や、保湿クリームなど市販されていますので肌に合ってかぶれない物であれば、お使いになると良いと思います。



 ■回答■
■質問■
入浴剤に関してはどうでしょうか。
 

イオウの入った入浴剤は乾燥肌を助長しますのでさけた方がよいでしょう。保湿作用のある入浴剤が市販されているので、もし肌に合えば使うのもよいでしょうが、アトピー性皮膚炎というのはあらゆるものにかぶれやすい病気ですから保湿成分が入っている入浴剤が合わないことがあってもおかしくはありません。いずれのスキンケアをするにせよ、自己判断はさけ、皮膚科専門医や薬剤師に相談し、自分に合ったものを選んでもらうのがよいでしょう。


 ■回答■
■質問■
この季節注意すべきことはどんなことでしょう。
 
 
 

花粉が体や衣類に付着し、かゆみが起こる方もいらっしゃいますので、外出先から帰宅したら、顔や手を洗い、着用していた服は軽く叩きましょう。干した布団や衣類もよく叩いて家の中に入れましょう。
宮崎は春分を過ぎると、日差しが強まり、急に日焼けすると日光皮膚炎を起こす方が多いので、外出するときは、帽子をかぶる、長袖のシャツを着用する、日焼け止めのクリームをぬるなど直接日光が肌にあたるのをさけるようにして下さい。


 ■回答■

 


 

 

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