
アレルギー性鼻炎と治療法
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■質問■ アレルギー性鼻炎とはどのような病気でしょうか? |
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アレルギー性鼻炎はくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が発作的にでる病気です。アレルギー反応によっておこることから、喘息やアトピーなどと同じタイプの病気と言えます。 |
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■質問■ どのようにして病気が起こるのでしょうか? |
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外から入ってきた、スギ花粉、ハウスダスト、ダニなどの抗原が、粘膜のかぎ穴にくっつくとヒスタミンという物質を放出します。そのヒスタミンが鼻の粘膜を刺激して、鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状をおこす作用を持っています。最近では、ペットとして飼っているイヌ、ネコの毛によるものも増えています。 |
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■質問■ 症状としてはどのような現れ方をするのですか? |
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鼻にムズムズした様な掻痒感があるのが特徴です。鼻水はくしゃみの後に続いて現れます。 |
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■質問■ どのような治療法があるのでしょうか? |
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ハウスダストの主抗原であるダニは布団、じゅうたん、畳に繁殖しますが、丹念に掃除機で吸引除去することによって、症状がある程度改善されます。スギ花粉などはマスクにより花粉の侵入を防ぐのも効果的です。 症状のあるときだけ対症療法として市販薬を利用するのではなく、抗アレルギー剤は定期的に使用することで効果が期待できます。すなわち、抗アレルギー剤はその効果が発揮されるまでに1〜2週間かかることから、症状がひどくなりがまんできなくなってから受診するよりも、花粉の飛散が始まる前1〜2週間、通常なら1月末頃に受診する方が効果的・効率的です。 |
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■質問■ 入浴後に何か注意することはありますか? |
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入浴後には、汚れとともに洗い落としてしまった皮脂を補充するために、保湿剤をぬるようにします。尿素軟膏や、保湿クリームなど市販されていますので肌に合ってかぶれない物であれば、お使いになると良いと思います。 | ![]() ■回答■ |
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