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今、なぜ結核か?

 

■質問■
結核とはどういう病気ですか?
 
 
「結核菌」という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。
肺の中で結核菌が増えて、肺の細胞が壊れていき呼吸する力が低下します。初期の症状は、風邪とにていますが、咳、たん、発熱などの症状が長く続きます。さらにひどくなるとだるさや息切れ、血たんなどが出始め、呼吸困難になり、死亡することもあります。

 ■回答■
■質問■
結核は人にうつると聞きましたがどうやってうつるのですか?
 
 

結核を発病している人が、体の外に菌を出すことを「排菌」といいます。咳やくしゃみをすると、そのしぶき(飛沫ひまつ)と共に結核菌が飛び散り、それを他の人が吸い込むことにより感染します。(飛沫感染、空気感染)



 ■回答■
■質問■
結核の集団感染のニュースを聞いたりしますが、過去の病気ではないのですか?
 
 

過去の病気と思われがちですが、今でも年間に2万3千人以上の人が発病している、我が国最大の感染症です。米国やカナダなどと比較しても大変高い罹患率です。
宮崎県でも毎年150人〜200人の方が結核と診断されています。70歳以上の高齢患者の占める割合は高いのですが、働き盛りの方や外国籍の患者も増えており、受診遅れなどが問題になっています。

 ■回答■
■質問■
どういったことに気をつければ良いのでしょうか?
 
 
まずは、年一回の健康診断を受けてください。
咳やたん、発熱が2週間以上続いたら、医療機関を受診してください。
特に、抵抗力の弱まっている方や、高齢者は定期的に受診するようにしましょう。
それから、日頃から規則正しい生活、バランスの良い食生活を心がけ、過労にならないよう十分休養してください。

 ■回答■
■質問■
もし、結核に感染した場合、どんな治療をするのでしょうか?
 
 
お薬(抗結核薬等)を服用していただくことになりますが、ふつう3〜4種類のお薬を6ヶ月程度飲んでいただくことになります。「排菌」している場合は入院になります。

 ■回答■
■質問■
そんなに長い間、何種類も飲むのですか?
 
結核の治療に複数の薬剤を使うのは、1つの薬だけを服用するとすぐに耐性(*1)が生じるのでそれを防ぐためです。
お薬を服用後、約2ヶ月で菌は出なくなりますが、あと4ヶ月、個人の症状や経過によっては長くなる場合もありますが、引き続きお薬をきちんと服用する必要があります。  
長期間服用することになりますので、決められたとおり飲むことが大変重要です。
飲んだり飲まなかったりすると、薬に対して抵抗力を持った菌(薬剤耐性菌)が出てきますので、医師の指示を守って治療終了まできちんと飲んでください。

 ■回答■
 

*1耐性:細菌が抗生剤や抗菌剤に対して抵抗性を持ち、効果がなくなること。数種類の薬剤に耐性を生じた菌を「多剤耐性菌」という。

参考:厚生労働省 平成22年度結核登録者情報調査年報集計結果(概要)
    宮崎県ホームページ
    公益財団法人結核予防会ホームページ

 

 


 

 

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