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糖尿病と薬(1)

 

■質問■
糖尿病患者は年々増える傾向にあると聞いていますが、
現在どれくらいの患者さんがいらっしゃるのでしょうか。
 

糖尿病が強く疑われる人が890万人、糖尿病の可能性を否定できない人が1,320万人、合わせて全国で2,210万人いると推定されています。(平成19年調査)しかも糖尿病が疑われる人の約4割がほとんど治療を受けたことがないと言われています。

 


 ■回答■
■質問■
糖尿病とは、尿に糖が出る病気のことですか。
 
単に、尿に糖がでることを指すのではありません。血液中の糖のことを血糖と言うのですが、この血糖を下げる働きをもつインスリンというホルモンの量が不足したり利き目が悪くなったりして、血液中の糖の利用がうまくいかなくなり血糖が高い状態が続くことです。放っておくと、神経障害や網膜症、また脳卒中、心筋梗塞などの合併症の原因になります。

 ■回答■
■質問■
薬によって、糖尿病は治る病気なのでしょうか。
 
確かに飲み薬やインスリンの注射で血糖は下がりますが、治療はあくまでも食事療法と運動療法を行ったうえで薬を使用するのが原則です。薬を使ったからといって糖尿病が治るわけではありません。糖尿病は治る病気ではなくて、一生付き合っていく病気です。

 ■回答■
■質問■
糖尿病の薬にはどういうものがあるのですか。
 
一般に糖尿病の飲み薬というのは、自分の膵臓からインスリンを出させる薬やインスリンの働きを良くする薬、また糖の吸収を遅くする薬などです。インスリンそのものではありません。インスリンは注射をして体内に入れます。

 ■回答■
■質問■
インスリンというのは一度始めると一生使用しなければならないというのを
聞いたことがあるのですが、それは本当ですか。
 
よく患者さんからも聞かれる質問なのですが、しばらくの間だけインスリンを使うことがあります。ただし、それは膵臓からインスリンを出す力が残っている人のことです。インスリンを使うことで、膵臓を休ませたほうがいい場合もあります。しかし残念ながら一生インスリンを使わざるを得ない患者さんもいらっしゃいます。

 ■回答■

 

■質問■

インスリンは必ずしも一生というわけではないのですね。
このインスリンというホルモンは注射でなければならないのですか。
インスリンの飲み薬というのはないのでしょうか。

 

インスリンというホルモンは、たんぱく質でできています。もしインスリンを飲んだとしても、胃で分解されてしまうためにインスリンとしての働きをすることができません。ですから現在のところは注射しか方法がありませんが、アメリカでは肺からインスリンを取り込む吸入インスリンの試験が行われています。将来は注射以外の方法で、インスリン治療が可能になるかもしれません。


 ■回答■

今日は糖尿病と薬についていくつかうかがってきましたが、お薬だけで糖尿病の治療をするということは当然できないわけですね。

 

 

 

 

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