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糖尿病について

 

■質問■
糖尿病という名前はよく聞きますが、改めて糖尿病について教えてください。
 
糖尿病は大きく分けて1型、2型に分けることができます。1型はIDDMともいわれ、インスリンを使用しないとやがては昏睡から死にいたる病型、つまりインスリン依存型です。2型はNIDDMで生命の維持に必ずしもインスリンを必要としない、インスリン非依存型です。最近ではこの2型糖尿病が若年層で多く見られるようになってきました。

 ■回答■
■質問■
そのインスリンというのは何でしょうか。
 
食べ物が消化されるとそこには糖がでてきます。この糖が最終的にはグルコースとなりますが、これが増えることを血糖値の上昇といいます。するとこの血糖値を下げようとして膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、やがては血糖値が正常値に戻ります。インスリンは血糖値の変動を担うホルモンというわけです。
 ■回答■
■質問■
2型糖尿病が増えているといわれましたが、どのような原因があるのでしょうか。
 
糖尿病は環境因子と多くの遺伝子に基づくものといわれています。食生活が高カロリー、高脂肪だとこの変化が成人の糖尿病増加につながります。小児の時期からこの環境変化にさらされることで思春期からの発症が増加すると報告されています。

 ■回答■
■質問■
高カロリー、高脂肪の食生活が続くと気になるのはやはり肥満なのですが。
 

小児の肥満は確実に増えています。昭和40年代では小学校入学時の肥満頻度は1〜2%でしたが、平成10年では約5%にまで上昇しています。その反面、女子生徒にやせ願望が強いのも特徴です。外食の増加、夜食の習慣、運動不足、睡眠不足、ストレスなど小児自身の問題の他に家庭での生活習慣の影響がとても大きいことがいえます。


 ■回答■
■質問■
家庭での生活習慣が大事ということですね。
治療法ですが乳児期、幼児期の場合はどうすればいいのですか。
 

乳児期の肥満が幼児期以後の肥満につながることは少ないので非常に高度な場合を除いては原則として対応しません。

しかし、この時期は特に母親の体型の影響を受けやすいので注意してください。

また生活習慣の原型は幼児期に確立されるため、この時期には健康的な日常生活を送り、健全な生活習慣をつくりましょう。おやつの量や運動量に注意することが大切です。


 ■回答■
■質問■
では、この食生活を見直すことで小児期における糖尿病も防げるのですか。
 

確かにわが国の小児2型糖尿病の約85%に肥満を認めることや両親よりも早期に発症していることなどから、生活習慣が発症に関わっているのは明らかですが、頻度が0.01%以下であるため肥満=糖尿病と簡単には結びつけないほうがよろしいです。

しかし肥満の有無にかかわらず、食生活の改善は糖尿病に対して重要です。必要があれば適切な薬物療法も行わなければなりません。


 ■回答■
■質問■
どのような薬があるのですか。
 
 

インスリン依存型にはインスリン注射が用いられます。非依存型には内服薬が多く用いられます。血糖降下剤は食後過血糖を防ぐために食前に飲む薬があります。

代表的なものには、ベイスン、グルコバイ、グリミクロンなどがあります。ダオニール、アクトスなどは食前又は食後に用います。合併症治療薬にはキネダックが食前に用いられます。

薬は正しく使うことで最良の治療を行うことができます。血糖降下剤だけでなく他の薬も同様、決められた量を正しく服用してください。

しかし薬に頼るだけではなく自己管理ができるようになることも必要ではないでしょうか。

また、忘れてはいけないのがこれらの副作用に低血糖がありますのでブドウ糖を持ち歩いたり、自分が糖尿病であることを示す手帳などを持つといいでしょう。


 ■回答■

 


 

 

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