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お酒の中のアルコール

 

■質問■
夏はビールの旨い季節ですね。
 
 

暑い日や運動した後の冷たいビールは、最高ですね。
私たちは、ビール、焼酎、酒などを総称して、アルコールと呼びますが、共通点は、主成分が、エチルアルコールという物質です。5%前後のビールなどの低アルコール飲料、又15%前後の日本酒・ワイン、それに20%〜25%の焼酎、そして40%以上のウイスキー・ウォッカなどに分けられます。
ですから、アルコールは食品ではなく、「薬物」なのです。
使い方を誤れば人体にさまざまな影響をあたえます。


 ■回答■
■質問■
例えば、どのような影響でしょうか。
 
 
体内に入ったアルコールは胃や腸から吸収され、血液中に入り全身を回り麻酔作用により酔いを起こします。酔いの状態は血中アルコール濃度により異なりますが、急激に高くなると死亡することもあります。怖いですよね。
また、アルコールには水分を奪う(脱水作用)・水分を出す(利尿作用)などがあります。


 ■回答■
■質問■
だから、喉が渇くのですね。
 
 
そして、体内に入ったアルコールは主に肝臓の酵素の働きで最終的には水と炭酸ガスに分解され体外に出ていきます。この分解する酵素の働きの強弱により個人差が出てきます。

 ■回答■
■質問■
だから、二日酔いに個人差があるのですね。
 
 

そうです、人によってアルコールを分解する酵素が少なかったり多かったりするので個人差がでます。アルコールを代謝(分解)する途中で酵素の強弱によりアセトアルデヒドを処理しきれなくなり、その物質が血中に溢れ出し、アセトアルデヒドの強い毒性で二日酔いの症状がでます。

アルコールが、完全に代謝されるのに24時間要するそうです。
アルコールの急性影響は、アルコールの麻酔作用により脳が麻痺して起こります。

脳の麻痺はアルコールの血中濃度が高くなるほど強くなり、少量では大脳皮質が麻痺するため緊張感がとれて陽気になり、行動も大胆になります。 さらに多くなると、麻痺が小脳にまで及び平衡感覚などに影響を与え直立歩行が出来なくなります。

もっとアルコールの血中濃度が高くなると大脳全体が麻痺して意識がなくなり急性アルコール中毒で死亡することもあります。イッキ飲みは血中アルコール濃度を急激に上げ、大脳の麻痺と同時に呼吸中枢も麻痺しますから大変危険です!


 ■回答■
■質問■
アルコールは怖い・・他に何かありますか。
 
 

アルコールへの依存症があります。
例えば、通常の状態ではリラックス出来なくなりアルコールへの依存が起きます。その結果、アルコールを止めるとイライラや発汗・動悸・不眠などの不快な症状が現れ、アルコールが体内に入るとこれらの症状は消えるのです。
身体が、アルコールを求めるようになる訳です。

そして、アルコールの飲み過ぎが続くと、脳や肝臓などいろいろな臓器に影響がでて、高血圧症・糖尿病など成人病を起こしやすくなります。
また、大脳の萎縮が現れやすく痴呆が早期に発生すると言われます。


 ■回答■
■質問■
アルコールによる社会的影響はありますか。
 
交通事故の1/4、殺人・放火の1/3は飲酒が関係しているそうです。

 ■回答■
■質問■
未成年者は、法律で禁酒になっていますがなぜでしょう。
 
  未成年者は、脳の発達段階にあるので、飲酒によるアルコールの影響で脳の萎縮を速め記憶力や問題解決能力を低下させる恐れがあります。
 ■回答■
だから、未成年者は飲酒できない訳ですね。
しかし、酒は百薬の長と言われています。健康に気遣いながらほどほどに楽しみましょう。
 

 

 

 

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