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食は医なり 薬膳で健康に

 

■質問■
最近、薬膳という言葉をよく耳にしますが、どのような食事を云うのでしょうか。
 

薬膳とは漢方的な食事療法のことをいいましてお一人お一人の体質によって異なります。しかし、わかりやすく云いますと漢方理論の気・血・水の三つのバランスを考えること又、五味の調和をとること、それから気候、風土、その季節にみあっているかという身土不二の考え、そして、口にする食材がどう安全安心で確かなものであるかということのトータル的なことを云います。


 ■回答■
■質問■
聞きなれない言葉が多いですが気・血・水の三つのバランスとはどういうことですか。
 

漢方では、気持がおだやかで平常心であること、血がきれいでサラサラながれているかどうか、そして、体の中に余分な水がとどこおっていないかというこの三つのことが体にとってとても大切なこととされています。
いつまでもイライラクヨクヨしないで早くこころを切りかえること。血をにごすといわれる動物性のものや油ものの食事にかたよらないこと。人工的なおやつをとりすぎないこと。そして又、体に余分な水をためこんで体を冷し水毒の病になるといわれています(白内障やアレルギー性鼻炎)。それを予防するために生やさい、果物、ジュース、アイスクリーム等をとりすぎないで下さい。特に夜にはさけて下さい。


 ■回答■
■質問■
五味の調和について簡単におはなし下さい。
 

天然の食物には、酸っぱい・苦い・甘い・辛い・塩っぽいという五つの味があって(酸・苦・甘・辛・鹹)それぞれが特長的に臓器に働くといわれています。
梅干のように酸っぱいものは肝ぞうを助けます。
大根菜、ニガゴリのような苦いものは心ぞうを助けます。
人工的な甘いものでなく米、イモ、ニンジン、黒ざとう、ハチミツ等は胃によいと言います。
ネギ、ジョウガ、青ジソ、香辛料類は、腸に働いて体の中のくされ止めの働きをしてくれます。肉、魚、とうふ等タンパク質を食べる時には、くれぐれも香辛料をとって欲しいです。わさびをつけずにおさしみを食べたり、ネギ、ショウガを入れないでおとうふをたべたり、からしを入れないで納豆をたべたりするのは間違っています。
塩っぽいといわれるものには海草、小魚、そしてにがりの入った昔ながらの塩とかで、これは腎ぞうを助けるといいます。現代人は塩をとることを押さえすぎて、体の中の余分な水がぬけず水毒の病をおこしている人が多いといわれています。特別な病気の方でないかぎりよい塩を使って普通に料理をされると良いです。


 ■回答■
■質問■
最後に身土不二のことについておきかせ下さい。
 

私はこの身土不二という考えが今の日本人にとてもかけていると思います。どんなに文化や科学が発達してきても、食事は、そこの土地に住む人たちの中から長い歴史の中で育ってきたものが一番体に合っているわけです。

砂漠のようにカラカラに乾燥したところに住む人たちはミルクやチーズを毎日食べますし、食べる必要があります。寒い国の人たちはたくさんの油をとりますが、体を燃やすのにそれは必要なことだからです。

私たち日本人は、この風土で、この気候で、四季折々の変化の中で、何を食べることが理に叶っているのでしょうか。昭和32年頃の食事が私達の理想食といわれています。麦ごはん、味噌汁、おひたし、おつけもの、梅干、肉魚はダシ程度、卵もめったに食べれませんでした。野菜ばかりでいかにも貧しくみえた食事が実はとても豊かで体にとてもよいものだといわれています。


 ■回答■
■質問■
日本人にとってふさわしい食事をとっていくことですね。
口においしいものばかりというのはつつしまなければいけませんね。
 
そうです。毎日何げなく食べているものが人の体にとって肥料となりますので大切にしていってほしいです。そして、これからの子供たちに、本当の日本食を教えていってあげることが大切であると思います。

 ■回答■

 


 

 

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