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こどもとくすりについて

 

■質問■
これからますます寒くなりカゼをひきやすい季節となりましたが、
特にカゼにかかりやすいこどものくすりののみ方について一版的にどんな点に注意すれば
いいのでしょうか。
 

今日は、特に病院等医師の処方によってもらうくすりについてお話ししたいと思います。

まず基本的な事ですが、処方せんをもらった場合は、名前、生年月日を、くすりをもらった場合は、薬の袋、水薬ラベル等の名前を確認して下さい。こどもさんは体重により薬の量が細かく処方されますので、特に注意が必要です。

次に服用回数を守って下さい。これもあたりまえの事のようですが、こどもさんの場合、食事をしないので薬をのませなかった。薬を嫌がるのでのませなかったといったケースが多々あります。食事はしなくても当然くすりはのませて下さい。

また、嫌がる時は、手間がかかりますが、1回分を2〜3回に分けて10分ぐらい間隔をあけたり、何とか少しでものむよう工夫しましょう。


 ■回答■
■質問■
症状が良くなれば薬はやめて良いですか。
 

医師の指示がない限りは処方された分はのみ終えて下さい。
特にこどもさんによく見られる溶連菌感染症の場合、抗生物質を10日〜14日間服用後、菌の消失を確認しないと急性腎炎等の合併症を起こすこともありますので、必らず医師の指示を守って下さい。



 ■回答■
■質問■
市販薬あるいは最近ブームの健康食品との併用等はどうでしょうか。
 

医師の処方薬については、例えば、くすりの情報、お薬手帳の普及等によって、その内容がかなり公開されて来ましたが、逆に患者さん自身の服用している一般薬や健康食品についての情報はまだ充分とは言えないと思います。

例えば、インフルエンザ、水ぼうそうの時は、特に注意が必要な解熱鎮痛剤やぜん息、熱性けいれん等を誘発しやすい薬剤等も報告されて来ています。

従って患者さん自身の健康に関する情報(服用しているもの等も含めて)を医療機関、医師、薬剤師に与えていただければ、またより質の高い医療を目指せると思います。


 ■回答■
■質問■
こどもさんについて他に注意する点はありますか。
 
ご存知のように、こどもさんは体重における水分比率が高いため、カゼ等により高熱、下痢、嘔吐のため脱水症を起こしやすいので、こまめに水分を補給してあげて下さい。
 ■回答■

 


 

 

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