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かかりつけ薬局とは 〜2

 

■質問■
今朝は「かかりつけ薬局」についてお話を伺います。
かかりつけのお医者さんというのは知っていますが・・・
かかりつけ薬局という言葉はあまり耳にしませんね?
 
 
そうですね。その前に病院やクリニックに行かれて「院外処方せん」をもらわれたことはありますか。

 ■回答■
■質問■
はい、病院で診察を受けたあと「処方せん」を持って外の薬局でくすりをもらうシステムですね。
ありますよ。
 
 
この「院外処方せんシステム」というのは、効果と副作用の両方を合わせ持つ「くすり」という化学物質を安全に使用するためのシステムなんですが、これをさらに効果的にする方法が「かかりつけ薬局」とお考え下さい。

 ■回答■
■質問■
もう少し詳しく説明していただけますか。
 
 

どんな病気になったときにでもまず診てもらう、それがかかりつけ医ということになりますね。
体質や日頃の体の状態をいつも把握してもらっている、ときには家族ぐるみのお付き合いで家庭状況まで知り尽くされているなんてことがありますが・・・。

それと同じで、今どんなクスリを飲んでいる、今までにこんなクスリで蕁麻疹などの副作用がでた、こんな病気があってこういうクスリを飲んでいるのでこういうクスリは飲めないなど、クスリについてすべてを把握・記録して安全な薬物療法ができるようにお手伝いするのが「かかりつけ薬局」ということになります。
だから“かかりつけ” の薬局があると安心ですよ。


 ■回答■
■質問■
なるほど。ではその「かかりつけ薬局」をつくるにはどうしたらいいんでしょうか。
 
 

かかりつけ薬局をつくるには、気になる健康相談に対応して、状態によっては医療機関に受診勧奨しますので、なるべくご近所やお勤め先など便利のよい所にある薬局にするとお互いに便利です。

そして、どこの病院、診療所にかかっても「院外処方せん」をもらったら、その薬局に持って行き調剤してもらうと同時にクスリが重複していないか、あるいは服用してもいいかなどチェック、記録してもらうことです。

また、ご自分で買って飲む場合もそこだったら記録されているから安心ですね。


 ■回答■
■質問■
よく分かりました。食べ物じゃないんですよね、少し安易に飲んでいたような気がします。
調剤も自分で買って飲む時も一ヶ所の薬局にするのがくすりの安全使用につながるということですね。 
 
 

そうです。薬局では、処方せんによる調剤のみならず、市販薬や健康食品の取り扱い、介護関連商品の相談なども行っています。介護の不安や心配ごとも、薬剤師がお話しを伺い、薬と健康に関する幅広い知識をもとに解決策を提案します。複数の薬局に行くのではなく、いつでも気軽に相談できる「かかりつけ薬局」を一つ、決める。そのためにぜひ一歩、行動を起こしてみてください。


 ■回答■

 


 

 

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