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残った薬

 

■質問■
かぜなどでお医者さんを受診して、もらったお薬が残ることがあるのですが、
残った薬はどうしたら良いのですか。
 
病気が治った時点で残った薬は捨てるなどして廃棄してください。

 


 ■回答■
■質問■
捨てるのは勿体無いような気がしますが、同じような症状の家族などが服用してはいけませんか。
 
はい。そのような使い方はしないでください。お医者さんから処方される薬は患者さん一人一人の状態にあわせて薬の種類や服用量が決められています。

症状が同じだからといって他人が服用するのは危険です。また、大人に処方された薬は、例え量を減らしても、子供に使用することは大変危険ですから、絶対しないでください。


 ■回答■

 

■質問■

よく友達と「あの薬が良く効いた。」とか、「この薬はあまり効かない。」とかという話をすることがあります。
良く効くという話を聞くと自分も使用してみたいと思うのですが、
他人の薬は使用してはいけないということですか。
 

はい、その通りです。ある薬が他人に効いたからといって、自分に効くかどうかわかりませんし、逆に、その薬が自分にとって合わずに副作用が発現することもありますから、他人の薬を服用してはいけません。

 


 ■回答■
■質問■
では、同じ症状が現われた時のためにとって置いて、自分が使用するというのはどうですか。
 
そのような使い方もしないでください。お医者さんから処方される薬というのは、お医者さんが患者さんを診察された結果に基づいて患者さんの状態に応じて処方されます。

例え、同じような症状が現われたからといって、自己判断で以前処方された薬を使用してはいけません。そのような場合には、改めてお医者さんを受診するようにしてください。


 ■回答■


 


■質問■

つまり、お医者さんから処方された薬というのは、他人に渡したり、勧めたりすることはもちろん、
後から自分で使用することもダメだということですね。
他に、お医者さんから処方された薬を服用する際に注意しなければいけないことはありますか。

 
薬を病院や薬局でもらった時、その薬の服用方法や服用量についての説明があると思います。その服用方法や服用量を必ず守るようにしてください。

 ■回答■
■質問■
それはどうしてですか。
 
薬の服用方法や服用量は患者さんの状態や薬が服用してから体の外に排泄されるまでの時間などを考えて、決められています。

そのため、服用間隔が短いと体内に必要以上の薬が存在することになり、副作用を起こす可能性が大きくなります。

また、服用間隔が空きすぎると体内の薬が必要量存在しないことになり、十分な薬の効果が得られない可能性があります。

ですから、薬の効果を最大限発揮させ、副作用の起こる可能性を出来るだけ小さくするためには言われた服用時間と服用量を必ず守ることが大切なのです。



 ■回答■

 


 

 

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