一般社団法人 宮崎県薬剤師会
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冬に流行する感染症

 

■質問■
冬に流行する病気というとインフルエンザがありますが、他にどのような病気があるのですか?
 
2歳くらいまでの小さい子どもに患者さんが多いRSウイルス感染症、4歳から7歳くらいまでの患者さんが多い溶レン菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)、子どもから大人まで感染する感染性胃腸炎があります。
 ■回答■
■質問■
原因は何ですか。
 

RSウイルス感染症はRSウイルスというウイルス、溶レン菌感染症はA群溶血性レンサ球菌という細菌が原因となります。感染性胃腸炎はノロウイルスやロタウイルス等のウイルス、またサルモネラやカンピロバクター等の細菌が原因となりますが、冬に流行する感染性胃腸炎は多くの場合ウイルスが原因となります。

 ■回答■
■質問■
RSウイルス感染症について教えてください。
 
RSウイルス感染症は、1歳未満の乳児がかかりやすく、特に6ヵ月未満の小さなこどもは、急激に悪化し、重症化(気管支炎や肺炎)することもあります。2歳までにほとんどの子ども達がRSウイルスの初感染を受けます。4〜5日の潜伏期間の後、鼻水、咳、38〜39度の発熱など風邪の症状が現れ、通常1〜2週間で治ります。このウイルスは感染力が強く、免疫ができにくいため繰り返し感染しますが、何度もかかるうちに徐々に免疫ができて症状は軽くなり、2歳以上になると鼻カゼ程度ですむこともあります。
ウイルスに効果的なお薬はなく、それぞれの症状に対する治療が中心となります。患者さんの咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、ウイルスの付着した手指やおもちゃなどの物を介して感染します。予防は風邪やインフルエンザと同様で、外出後は石けんと流水での手洗い、うがいをしっかり行うことです。

 ■回答■
■質問■
溶レン菌感染症とはどのような病気ですか。
 
溶レン菌感染症は、夏季を除き1年を通して流行し、大人も子どもも感染しますが、4歳から7歳の子ども達が約半数を占めます。2〜5日の潜伏期間の後、突然の発熱、全身倦怠感、のどの痛みによって発症し、へんとうの腫れや発しんなどの症状もでたり、舌がいちごのように赤くなることもあります。年齢により症状が違い、3歳以下の小さい子どもではいわゆる風邪症状で風邪と区別するのが難しいのですが、嘔吐やお腹が痛くなったりすることもあります。
 治療には体内の病原菌を減らすために抗生物質を服用しますが、髄膜炎、急性腎炎、リウマチ熱、血管性紫斑病などの合併症を防ぐために10〜14日の医師から指示された期間、しっかりと服用しましょう。
患者さんの咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込んだり、排出された細菌が手などを介して口に入ることによって感染します。石けんによる手洗いうがいを積極的に行い予防しましょう。

 ■回答■
■質問■
冬に流行する感染性胃腸炎について教えてください。
またかからないようにするにはどうすればよいでしょうか?
 

感染性胃腸炎はウイルスや細菌等の微生物によって引き起こされる胃腸炎の総称です。原因となる微生物によって潜伏期間・症状が少し変わってきますが、主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱です。冬季の患者さんの増加は主にノロウイルスを原因とすることが多いようです。
ノロウイルスに感染すると、1〜2日の潜伏期間の後、嘔吐と下痢を引き起こします。熱が出ることもあり、乳幼児では嘔吐や下痢によって脱水症を引き起こす場合もあります。感染した人の便や吐物にウイルスが含まれており、それに触れた手指を介してウイルスが口から入ることで感染したり、ウイルスに汚染された食品を介して感染することもあります。ノロウイルスは感染力が非常に強く、ごく少量のウイルスが口から入ることで感染します。
ウイルス性の感染性胃腸炎には効果的なお薬はなく、つらい症状を和らげるための対症療法が中心となります。そのため、予防が大切です。
最も大切なのは手洗いです。調理や食事の前には流水と石けんで手を洗いましょう。もちろんトイレの後、おむつ交換の後にもしっかりと手洗いをしましょう。タオル等から感染が広がることもありますので、タオルの共有は止め、使い捨てのペーパータオル等を利用しましょう。また、水道の蛇口は洗う前の手で触れているので手と一緒に洗うかペーパータオルを利用して締めると、手の再汚染を防ぐことが出来ます。
患者さんが発生した場合には周囲への感染を防ぐことが大切です。

感染症の流行に関する宮崎県の情報を宮崎県衛生環境研究所のホームページで毎週お知らせしています。宮崎県衛生環境研究所のホームページのURLは
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/eikanken/ です。


 ■回答■

 


 

 

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