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 ヒレハリソウ(ムラサキ科)
 
 
 
 | 採取時期及び調製法 初夏、花の咲いている時に根を掘りとり、水洗い後日干しで乾燥する。
 |  |  |  | 利用方法 下痢止めに、乾燥した根五〜十㌘を水三百㍉㍑で三分の一量になるまで煎じ、一日二〜三回に分けて飲む。ヨーロッパでも下痢止めに民間薬として知られている。葉は、食用や茶剤とする。
 ヨーロッパ原産で庭や畑に栽培する多年草。全体に白色で短い毛がある。
 初夏に花穂を出し、小花をたくさんつける。明治の頃から観賞用に輸入されていた。この葉の青汁が万病に効くとブームになり全国的に家庭で栽培されていたが、ブームが去ると共にしだいに庭先から姿を消した。葉の様子から有毒植物ジキタリスと混同しやすいので、花の咲いていない春先は要注意。ジギタリスも観賞用に庭先で見かける事があるが、ジキタリスの葉の縁には小さな鋸歯がある。
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