マムシグサ(サトイモ科)
採取時期及び調製法 必要時、塊茎を掘りあげ、水洗いして生で用いる。 | | 利用方法 リウマチ・肩こり・神経痛に、生の塊茎の外皮を除き、おろし器ですりおろして患部になるべく薄く塗る。ヒリヒリと刺激が出て来たら取り去り、患部をぬるま湯で洗う。かぶれ易い人は使用しない。 山地の陰湿地に自生する多年草。冬に地上部は枯れ、春に花茎の先端に仏焔苞(ぶつえんほう)といわれる筒状のものを出す。果実は、夏は緑色だが、秋には真赤に熟す。葉は二枚で小葉は五〜七枚。マムシグサの名は茎の表面のまだら模様がマムシに似ていることから。 漢方では、鎮咳・去痰・鎮痙等の目的で乾燥した塊茎を内服に用いるが、えぐみが強く家庭では用いない方がよい。 |
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