学校薬剤師の活動について
■質問■ 学校薬剤師(以後、略して学薬と書きます)とは? |
||
|
学校医・学校歯科医とかはよく耳にしますが、学校薬剤師は余り聞きません。 学校医や学校歯科医は1人ひとりを検診するので身近に思えますが、学薬は、「学校環境衛生の基準」というものがあり、これに沿って定期的に環境衛生検査を実施し、その結果を受けて学校へ助言等を行うものです。地道な活動だが、学校での子どもたちの衛生環境を見守っていくということでは、同じ目的といえます。 |
■回答■ |
■質問■ 学薬はどんな仕事を? |
||
|
主なものは学校での、 ・飲料水検査 ・プール水検査 ・教室内CO2検査 ・教室内照度検査 ・学校が保管している化学実験で使用する試薬類(劇物類もある)や医薬品の在庫調査 ・その他 学校内の環境に関すること等です。 |
■回答■ |
■質問■ 近々行う検査は? |
||
|
プール水検査、飲料水検査を実施します。子どもたちに元気よく安全に泳いでもらうため、プール水の残留塩素・水素イオン濃度(pH)・大腸菌や一般細菌などをチェックします。 また、飲料水検査では、水道水は残留塩素・外観や臭気・味・一般細菌などが検査項目になっています。特に水道ではなく井戸水などを利用している学校では注意が必要かと思われます。 その他、環境衛生検査項目としては、排水の管理、机・イスの整備、黒板の管理、水飲み・洗口・手洗い場の管理、足洗い場の管理、トイレの管理、ごみの管理、などがあります。 |
■回答■ |