コンプライアンスについて
■質問■ コンプライアンスという言葉を耳にする事がありますが、どういう意味か教えて下さい。 |
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患者さんが処方されたお薬を指示通りに、確実に服用している事をコンプライアンスといいます。患者さんのコンプライアンスを高める為に、私たち薬剤師は、日々、研鑽をし、服薬指導を行なっていると言えます。 |
■回答■ |
■質問■ お薬は、きちんと服用されているのでしょうか。 |
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ある統計によると、慢性の病気にかかっている患者さんのうち49%は服用時間を間違えている。40%は薬をのんでいない。また、10%はときどき薬の量をのみすぎてしまう。 正確にのんでいる患者さんは、わずか1%にすぎないという結果があります。 ここで問題になるのは、お薬を処方どうりにのまなかったり服用しないままで放置しておくと、病気の進行・悪化・再発につながりやすいことです。 たとえば、高血圧の患者さんの場合、飲んでいるお薬を自己判断で急に中止すると、かえって急激な血圧上昇をきたすリバウンド現象を起こすことがあります。 |
■回答■ |
■質問■ コンプライアンスと年齢は関係がありますか。 |
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おおいに関係があります。 子供だと、苦いもの、のみにくいものには抵抗を示しますし、老人ですと、飲み忘れが多くなったり、ひとり暮らしですと注意する人もいない為、コンプライアンスが低下いたします。そのような場合、かかりつけ薬局の薬剤師に御相談下されば、色々な乳幼児・老人製剤を工夫いたします。 |
■回答■ |
■質問■ 飲み忘れをなくするには、どうしたらよいでしょうか。 |
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色々とあると思うのですが、私は患者さんが自分の病気やお薬についての理解度を高めることだと思います。服用時間を正確に守り、毎日服薬を続けるという事は大変な事です。 自分の病気について、正しく理解し、病気を治す為に、お薬を飲むという目的意識をしっかりもつ事が重要なのではないでしょうか。 |
■回答■ |