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薬と食品の相性の悪い例

 

■質問■
風邪をひくと、元気になろうと思って栄養ドリンクを飲んだりするのではないですか。
 

栄養ドリンクの大半には、カフェインが入っています。風邪薬も同じです。そのため一緒に飲むとカフェインの過剰摂取になってしまいます。

カフェインには覚せい作用があり、イライラしたり、汗が出たり、心臓がドキドキすることがあります。心臓に障害を持っている人の場合は、注意が必要になります。


 ■回答■
■質問■
ワルファリンとは何ですか。
 
これは血栓症の治療に使用される薬で、血液をサラサラにする性質があります。

 


 ■回答■
■質問■
では、この薬と納豆がどうしていけないのですか。
 
納豆は体内でビタミンKをつくります。このビタミンKがワルファリンの効果を弱めます。
同じようにビタミンKを含むクロレラも危険です。

 ■回答■
■質問■
便秘薬と牛乳は日頃、どちらもよく耳にするもの同士ですが、何がいけないのですが。
 

便秘薬の大半は酸性度の低い腸で溶けるように設計されています。ところが牛乳には、胃酸を中和する働きがあるため、胃の酸性度が低くなり、腸の中で溶けるはずの便秘薬が胃の中で溶けてしまいます。

その結果、気持ち悪くなったり、吐き気に襲われることがあります。もちろん、便秘薬の効果も失われます。しかし、この場合は2時間程度の間隔を空ければ大丈夫です。


 ■回答■
■質問■
素人判断では危険ですね。
 
 
そうですね。ここにあげたのは代表例です。もちろん、必ずこのような結果をひき起こすわけではありません。しかし、その危険性が高まるのは確かです。
 ■回答■
■質問■
では、どうすれば一番安全ですか。
 
 
まずは気軽に相談できる薬局や病院を見つけるのが一番だと思います。

 


 ■回答■

 


 

 

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