献血のお願い(1)
■質問■ 街角で献血協力のお願いを見かけますが、なぜ献血しなければならないのですか? |
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血液は、酸素を運ぶ、病原体と戦う、出血を止めるといった生命に欠かせない役割を担っていますが、人工的に造ることはできません。このため、病気やケガで血液を必要としている患者さんへ血液を届けるには、皆さんからの献血が必要です。 |
■回答■ |
■質問■ それで献血の呼びかけをしているのですね、キャンペーンなどもあるのですか? |
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献血者が少なくなる冬場には、「クリスマス献血」や「はたちの献血キャンペーン」として呼びかけを行っていますし、夏も少なくなりますので、7月には「愛の献血助け合い運動」として献血への協力を呼びかけています。 |
■回答■ |
■質問■ 冬場は寒いし、風邪などがはやります。献血するには健康でないといけませんね。 |
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そのとおりです。健康な方しか献血はできません。熱があるなど体調の悪い方は献血できません。お薬をのんでいる方は、お薬の種類によっては献血できない場合もあります。海外渡航も場所や期間によって制限があります。このようなチェックは、献血する方、輸血を受けられる方、両方の安全確保のために問診票を書いていただいたり、血圧や血液検査をすることで行っています。医師からも確認をいたします。 | ■回答■ |
■質問■ 献血するには、年齢制限があると聞いたのですが? |
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■回答■ |
■質問■ 献血をすると、血液検査ができるのですか? |
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献血にご協力いただいた方への感謝の気持ちとして、7項目の生化学検査(γ−GTP、アルブミン、コレステロールなど)と8項目の血球計数検査(赤血球数、白血球数、ヘモグロビン濃度など)をお知らせしています。ご希望された方には郵便で結果をお送りしていますので、健康管理に役立てていただきたいと思います。 | ■回答■ |
■質問■ 血液は不足しているのですか? |
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必要な血液は、必要な時にきちんと供給できるように血液センターに必要数量を確保していますが、緊急手術や大事故などで多量の血液が必要になったりすることがあります。このような場合には、街頭で緊急に献血呼びかけを行ったり、福岡県久留米市の九州ブロック血液センターから送ってもらうこともあります。 このような輸血用血液は献血によって確保されていますが、これ以外に、医療上必要な血液製剤で、輸入されているものがあります。国内の献血からの血液量では、必要な血液製剤のすべてを製造するにはまだ十分でないためです。血液の安定供給と国内自給を目指して献血運動をさらに推し進めていく必要があります。 |
■回答■ |
■質問■ その血液製剤というものはどういったものですか? |
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血液をもとにして作られる医薬品をいいますが、「輸血用血液製剤」と「血漿分画製剤」の2種類があります。 献血していただいた血液をそのまま使用(全血製剤)するものと分離濃縮して作る赤血球、血小板や血漿を「輸血用血液製剤」といいます。 これ以外に、血漿(血液から赤血球などを除いた液状部分)から必要な成分をとりだして医薬品に製剤しているものがあり、重症感染症に使う免疫グロブリンや血友病の治療に用いられる製剤などを「血漿分画製剤」といいます。 |
■回答■ |
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■質問■ では、献血したいとき、どこでできますか? |
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一つは県内を巡回しています4台の「献血車いずみ号」です。県内各地やイベント会場などにも伺っています。「いずみ号」の巡回スケジュールは、宮崎県赤十字血液センター(電話0985−50−1800)へお問い合せいただくか、血液センターのホームページ(https://www.bs.jrc.or.jp/bc9/miyazaki/)のトップに運行スケジュールを載せていますのでご覧ください。 もう一つは、献血ルーム「カリーノ」においでください。献血ルーム「カリーノ」は宮崎市橘通東4丁目のカリーノ宮崎の3階です。(電話0120−77−2257) 献血の種類によってはお待ちいただくことや、予約にさせていただいていることがありますので、事前にお電話をいただくとありがたいです。もちろんすぐに献血できる場合がありますので遠慮なく献血ルームへおいでください。お子様と一緒でも大丈夫です。 |
■回答■ |