ガマズミ（スイカズラ科）
採取時期及び調製法
秋、紅熟した果実を採り、水洗いして水気を切り生のまま使う。 | | | 利用方法
疲労回復・滋養強壮に、果実酒を作る。生の果実を新鮮なうちに三倍量のホワイトリカーに漬け込み、好みの量の砂糖を加えて二〜三ヶ月冷暗所に保存するとルビー色の綺麗な果実酒が出来る。一日に一回二十㍉㍑くらいずつ飲む。
山野の日当たりの良い林縁に自生する落葉低木。樹高は二〜四㍍で、五〜六月頃、今年出た枝の先端に白色の小花を多数つけ、遠くから見ると白い小皿を並べた様でよく目立つ。秋に紅く熟した果実を長い間つけている。ガマズミのズミは、この実で衣類を染めるからとか、実に酸味があるので酢実（すみ）とする説などがある。ガマは、同じ仲間のオオカメノキのカメから来たのではないかとの説がある。低山地にはコバノガマズミが多く、同様に用いる。 |
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【か 行】
