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イヌザンショウ


イヌザンショウ(ミカン科)

生薬名  : 崖椒
薬用部分 : 果皮

採取時期及び調製法
九〜十一月、枝先の果実が紫褐色に熟し果皮が割れて中の黒い球形の種子が覗きはじめた頃に枝先ごと切りとり陰干しにしておきほとんどの果実が裂開したら種子は薬用にしないので取り除いて、果皮だけを再び日陰で干しあげる。
 
利用方法
風邪などで咳が出るときに、崖椒五〜八㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。
山野の疎林内や路傍に生えている雌雄異株の落葉低木。枝には刺があり、葉は小葉は六〜九対ある。全体にサンショウに似ているが、葉に芳香がなく、また、刺の生え方が違う。サンショウの刺は二本ずつ対になって生えているが、イヌザンショウの刺は一本ずつ交互に生えている。また、サンショウの果実は紅く熟す。夏に採って陰干しにした葉を粉末にし、酢で練って打ち身や捻挫に湿布する地方もある。


 

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