一般社団法人 宮崎県薬剤師会
関連リンク集 宮崎県薬剤師会facebook サイトマップ

 

アルバムトップ : 【あ 行】 :  ウメ

ウメ


ウメ(バラ科)

生薬名  : 烏梅
薬用部分 : 果実

採取時期及び調製法
五〜六月頃、あおい未熟果を摘みとりワラを燃やしていぶし乾燥する。
 
利用方法
①風邪の発熱時や咳が出る時に、烏梅(青梅の薫製)一〜二個を一回分とし、水二百㍉㍑で半量になるまで煎じて飲む。②食欲増進、疲労回復、健康維持に、梅干しにして食べる。または梅酒にして夕食前や寝る前あるいは必要時に一回約三十㍉㍑ずつ飲む。
中国原産の落葉高木。奈良時代に薬用として伝わったといわれる。漢方の古典『傷寒論』や『金匱要略』には回虫駆除、下痢止めなどの薬として烏梅圓がある。『医心方』には「梅は三毒を断つ」とあり、広い効用を説いている。日本に渡り梅干しが出来た。頭が痛いといってはこめかみに梅干しを貼り、トゲ抜きには患部に梅肉を当て、おにぎりには必ずと言っていいほど梅干しを入れる。梅は当に薬食同源。


 

一般社団法人 宮崎県薬剤師会
〒880-0813
 宮崎市丸島町2-5 地図
TEL 0985-26-7755
FAX 0985-25-8069
miyasys0@miyayaku.or.jp

医薬分業支援センター 薬事情報センター
〒880-0813
 宮崎市丸島町2-5 地図
TEL 0985-27-0129
FAX 0985-29-8127
miyasys3@miyayaku.or.jp


日本薬剤師会